THINK ABOUT

今回は家事負担を減らす家づくりについて設計士の斎藤ミカさんにインタビューしました。
 

日本の家事労働時間は欧米の２〜３倍以上と言われていて世界で最も多いという現実があります。
ほとんどの方が日々の家事に時間を追われてしまっているのではないでしょうか。
 

住まいづくりにおいて家族との時間を増やしてもらうために
ナッジではお客様にご家族の現状の生活についてじっくりとお聞きし、
不便に感じていることを解消するお手伝いをします。
 

例えば洗濯はランドリースペースの充実。
洗う、干す、しまうの動作をできるだけ同じ場所で行えるようランドリースペースに
収納や干すスペースを確保するなどして家事の軽減をご提案しているそうです。
 

また食器洗いの時間は年間で約170時間にもなるそうです。
これは約１週間分の時間に相当するとのことで驚きました。
食器洗いも高性能な大型食洗機を使用することで洗うこと以外にも乾かしておくスペースの確保、
しまう手間を削減できるとのこと。
 

他にも家事負担の削減はあるそうですが、お客様に合わせたご提案をしているそうです。
些細なことですが、当たり前に行っていた家事を少しでも減らせるように配慮して設計してもらえるのは嬉しいなと感じました。
 
 
 

Writer：広報　千村奈央