NUDGE inc. house design
「life planning」
家を建てる人には必ずライフプラン(お金の人生設計)をおススメしています。
理由はひとつ。
限られた予算の中で人生80年を生きていかなくてはならないからです。
限られた予算=生涯収入
生涯収入=労働所得+社会保障(主に年金)
となります。
そして生涯収入は、今の段階である程度計算が出来ます。
定年までの期間で入ってくるであろう収入と、定年後に貰えるであろう年金を足し算すれば数分でわかります。
(想像以上に年金は少ないです)
現実的に・・・
生涯使えるお金が入っている財布の中は、もうすでに限られているのです。
その限られたお金のほとんどを費やすのは
① 教育資金
② 住宅資金
③ 老後資金
この3つです。
①の教育資金は、お子様の人数に応じて大学卒業までに必要な資金は数分で計算が出来ます。
次に③の老後資金も同様に、生活費×残りの人生(想定年数)から数分で計算が出来ます。
老後資金2,000万円
とニュースで言われた最近では、とても身近に、現実的に考えるようになった老後資金であろうと思います。
最後に②の住宅資金です。
住宅資金は、家を建てる人も、マンションを購入する人も、借家の人も、賃貸アパマンの人も、全ての人が該当します。
家を建てないから関係無い
とはなりません。
生きている以上は、必ずどこかに住まなくてはならないからです。
順番としては、①と③が算出されたら
生涯所得 - (①+③)
で②に費やしてもいいお金がわかります。
土地から探して注文住宅をお考えの方は、②の中で土地代と建物代をおさめる必要がありますね。
住宅資金はそのように引き算で決めていくのが鉄則です。
要するに
●住宅資金を使いすぎてもダメ
ですし
●必要以上に予算を抑えすぎて不便な土地や粗悪な建物を選んでもダメ
適正な予算で適正に計画を立てる必要があります。
その為にライフプランがあります。
家づくりの予算を「いまの家賃と同じ支払いで」とか「多分返せるから」といった曖昧な理由で決めるのではなく
お金の人生設計
によって算出された確かな根拠で決めなくてないけません。
これから住宅計画をという方は、必ず計画的に進めていきましょう。